後悔しない!デロンギ コーヒーメーカーの選び方【設置・メンテ・保証も解説】




デロンギ、種類が多くてちょっと迷いますよね。
失敗しない選び方をわかりやすく紹介します。
全自動コーヒーメーカー
\後悔しない選び方/
👉 目的(選び方)・設置・性能・保証(購入場所)の順で考えると、購入後の「想定外な失敗」や「後悔」を避けられます。
Point1|後悔しないモデルの選び方


デロンギのコーヒーメーカーは見た目が似ていても、抽出方式やミルク機能、対応メニューが大きく異なります。
自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが、後悔しないための第一歩。
“どんな飲み方をしたいか”で選ぶ
価格だけでなく、「どんな飲み方を楽しみたいか」を基準に選ぶのがおすすめです。
コーヒーとミルクメニューの数


- ブラック派
- カフェラテ派
- アイス・ホットどちらも楽しみたい派
同じ価格帯でも、ミルクメニューの作り方や対応メニュー数で満足度は大きく変わります。
ミルクメニューの作り方は2タイプ
メニュー数とミルクメニューの作り方(手動ミルクフロッサ―or自動ラテクレマ)


| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 手動ミルクフロッサー | 自分で泡立てる本格派。 スチーム調整で好みの泡にできる | ブラック派~カフェラテをたまに飲む人 |
| 自動ラテクレマ™ | ボタン一つで理想のフォームミルク。 温度や泡の密度も自動調整 | ラテ・カプチーノを毎日飲みたい人 |



デロンギのマシンは、しっかりとした濃厚なミルクメニューが楽しめます。普段ミルク必須の人は、ラテクレマ搭載型が断然おすすめです。
デロンギ主要モデル特徴比較
ブラック派にピッタリのエントリーモデル。価格も手ごろで「全自動は初めて」という人でも安心。
マグニフィカS スマート
ECAM25023SB
人気のSの進化系モデル
シルバーブラック
抽出音や湯温制御が改良され、操作性もアップ。ブラック派からラテ派まで、幅広く満足できる1台。
最も手軽な全自動ミルクシステム
ホワイト/ブラック
誰でも安定したカプチーノがワンタッチで楽しめる「ラテクレマ」搭載モデル。価格を抑え、必要な機能をしっかり備えた入門機。
デザイン賞受賞/高級感有の中堅クラス
ブラック
カフェメニューがアイコンで表示され、操作が直感的。自動ミルク対応で、ラテが驚くほど手軽。別途メニュー多い機種もあり
豆交換や豆の最適化など最新テクノロジー搭載モデル
オニキスブラック
家族それぞれの好みをプロファイル登録して、味を再現。高機能ながらもコンパクトで、デザイン性も高い。ラテクレマ搭載モデルもあり
エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル
ECAM45086T
日本発売モデルの最高峰マシン
チタニウムグレー
ラテクレマ クール対応で、アイスメニューも自動抽出。アプリ連携でレシピ管理もできる、現行最上位モデル。メニュー数は40種類



モデルごとに役割がはっきりしているので、まずは「自分の飲みたい1杯」から逆算すると分かりやすいです。
迷ったらこれ!目的別おすすめモデル
- 最安でブラック中心 → マグニフィカS
- 入門でも自動ラテ → マグニフィカスタート
- Sシリーズで上位機能 → マグニフィカスマート
- ラテ派・カプチーノ派 → マグニフィカイーヴォ
- 家族それぞれの味を登録 → リヴェリア
- コールドも楽しみたい → エレッタ エクスプロラ Wi-Fi
もっと詳しい機種比較はこちら
- デロンギマグニフィカシリーズ比較記事
- デロンギ上位機種(定価20万以上)比較記事
- ミルクメニューのある定番機種比較記事→coming soon
Point2|設置方法とチェックポイント


購入前に意外と見落とされがちなのが「置き場所」です。
本体サイズだけでなく、上部の豆ホッパーや前面のトレイの出し入れなど、操作スペースも考慮が必要です。
電源コンセントの位置や動線も合わせて確認しておくと、使い始めてからのストレスを防げます。



何となく!ではなくて、採寸してみてくださいね。
設置前にチェックすべきスペース条件
設置場所の広さ・高さ・熱・動線を考えることが、使い始めてからの後悔を防ぐカギになります。
- 設置スペース:幅×高さ×奥行きを測る
- 高さの制約:上に棚があると豆ホッパーのフタが開けにくい
- サイズ感:本体そのものが大きいので、キッチンカウンターでは圧迫感が出ることも
- 給水タンクの取り出しやすさ:正面から抜けるか、横に余裕が必要か
- 電源の位置:延長コードは推奨されないのでコンセントまでの距離を確認
- 動線:キッチンやカウンターに置く場合、前後に余裕を持たせる
下の表は、主要モデルの本体サイズと重量をまとめた一覧です。
設置を検討する際の目安として参考にしてください。
🔧 比較表:デロンギ全自動コーヒーマシンの寸法と重量
| モデル名 | 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 本体重量(kg) |
|---|---|---|
| マグニフィカ S | 238×430×350 | 9 |
| マグニフィカ スタート | 240×440×350 | 9.5 |
| マグニフィカS スマート | 238×440×350 | 9.5 |
| マグニフィカ イーヴォ | 240×445×360 | 10 |
| ディナミカ | 240×445×360 | 9.5 |
| エレッタ カプチーノ トップ | 260×460×360 | 11 |
| エレッタ カプチーノ イーヴォ | 260×460×360 | 12 |
| エレッタ エクスプロア | 260×450×385 | 12 |
| リヴェリア | 250×435×380 | 10 |
| プリマドンナ クラス | 260×460×360 | 12.5 |
理想的な設置レイアウトと空間の取り方
デロンギ公式が推奨する設置のレイアウトです。


設置レイアウト時に必要になること
- 高さに10cmの余裕(豆ホッパーの開閉分)
- 前方に20cmの余裕(タンク・トレイの出し入れ分)
- 延長コードは避ける(コンセント位置を事前確認)



向かって左側は、モーターに近く熱を持ちやすいので、壁付け厳禁です。
毎日の“補充・清掃”がラクになる配置
「置ける」だけでなく「補充・清掃がラク」な位置が最適解。


👉高さは盲点になりやすいポイント。棚下に置くと豆や水の補充がストレスになるので、購入前に必ずシミュレーションしておくのがおすすめです。
置き場所ごとの個別注意は、下の開閉で確認できます。
置き場所別の注意点(棚下/壁ぴったり/キッチンカウンター/シンク近く/寝室)
“置ける”と“使いやすい”は別。日々の補充・お手入れの動線までイメージすると失敗しません。


- 棚下・背の低いスペース:上フタ(豆ホッパー)が開けにくい/上方向に+10cmの余裕が目安
- 壁ぴったり:背面コードが曲がる/排熱・振動の逃げがなくなる
- キッチンカウンター:前方に20cm程度の引き出し余裕(カス受け・タンクの出し入れ)
- シンク近く:水ハネで故障・サビの原因。直置き防水マットが有効
- 寝室・静寂空間:ミル音が響く。使用時間帯を考えるか、静音性重視モデルを
「設置×補充×清掃」の3動作がスムーズにできる位置がベストです。
ここまでの結論
右側と上部は各20cm、左右・背面は各5cm、前方は20cm確保。
置けるだけでなく、補充と清掃がラクな位置を優先。
Point3|性能と快適性をチェック


どの機種でもコーヒーは淹れられますが、快適さは機種ごとにかなり違います。
購入前にしっかり見ておきたい部分です。
抽出の安定性と味の違い
コーヒーの味は、温度と圧力の安定性で大きく変わります。
デロンギの全自動マシンは、温度を一定に保ちながら抽出する仕組みがあり、エスプレッソの香りとコクを安定して再現できるのが特長です。
機種によっては「抽出温度設定」や「Myメニュー」機能を搭載し、自分好みの味を再現できます。
👉🏼抽出技術の進化した、一番新しいモデル「リヴェリア」のレビューも参考にしてくださいね。


ミル性能と静音性
デロンギの全自動コーヒーマシンには、すべて円錐形(コーン式)グラインダーが搭載されています。
豆を均一に挽くことができ、摩擦熱を抑えて香りをしっかり閉じ込めるのが特長です。
モデルによっては「Bean Adapt」機能を備えており、豆の種類や焙煎度に合わせて挽き目・粉量・抽出温度を自動調整します。
家庭でも安定した味わいを再現できるのが、デロンギの全自動マシンの強みです。
また、抽出音に関しては個人的な見解が異なる場面です。
デロンギマグニフィカイーヴォのレビューにて音・温度・時間検証していますので、気になる人は参考にしてくださいね。


お手入れと消耗品コストの目安
消耗品コスト目安(年額換算)
| 消耗品 | 交換頻度 | 年間コスト目安 |
|---|---|---|
| 浄水フィルター | 2か月に1回 | 約6,000円 |
| 除石灰剤 | 3〜4か月に1回 | 約2,000円 |
| クリーニングタブレット | 6か月に1回 | 約1,500円 |
👉 スペックの数字だけではなく、「日々の手間やランニングコスト」がどの程度かをイメージすると、長く使うときの満足度が変わります。
硬水(こうすい)対応
水の硬度は抽出とメンテの頻度に直結。硬水地域はスケール(石灰)が溜まりやすく、味も変わります。
- 浄水フィルター:装着推奨。味の安定と内部保護に有効
- 除石灰サイクル:頻度UPを想定(表示が出たら放置しない)
- タンク管理:毎日新しい水に入れ替える/満水放置しない
- ケトル併用:浄水ポット・軟水化でスケール低減
- 保管:長期不使用前後は洗浄→乾燥ルーティン


硬水環境では「フィルター+定期除石灰」が味と機械寿命の要です。



うちは井戸水(笑)で塩素除去の必要はないけど、内部の細菌の繁殖を考えるとフィルターがあるとメンテナンス性が向上します。
メンテナンスコスト(年額の目安感)
本体価格だけでなく、年間の消耗品コストを把握すると“トータルの満足度”が上がります。
- 浄水フィルター:2か月に1回交換想定 → 年約6,000円前後
- 除石灰剤:3〜4か月に1回 → 年約2,000円前後
- 電気代:使用頻度・機種で変動(予熱・スチーム多用で増える)


「年1万円前後+電気代」がひとつの目安。メンテナンスに関しては、どの機種でもさほど変わりません。
快適性と維持費はここで差がつく
- 抽出の安定性 × ミルの静音性=日々の満足度
- 自動洗浄・除石灰の有無=手間の差
- 消耗品コスト(年1万円前後+電気代)=長く使う前提で考える
👉 全自動コーヒーマシン一外の選択肢と比べる際には、スペックの数字だけでなく、手間とランニングまでセットで判断。
Point4|保証とアフターサポートの確認


デロンギは正規ルートで購入すれば、保証登録によって長期間サポートを受けられます。
一方、並行輸入品は保証対象外となる場合が多く、修理受付も難しいことがあります。
購入前に「どこで買うか」「保証が何年つくか」をチェックしておくことが、安心して使い続けるためのコツです。
国内正規品の保証
- デロンギファミリー登録で3年間保証
- 上位モデルは「Better Support」対象で最長5年保証
- 保証登録により、修理や部品交換などのサポートが継続的に受けられる
並行輸入品・中古品の注意点
- 保証対象外(日本国内での修理受付不可)
- 電源仕様が海外向けのものもあり、変圧器利用などで故障リスク増
- 返品・再購入が必要になるケースもあり、結果的に割高になることも
おすすめの購入先
- 公式ストア(Amazon/楽天/Yahoo!)正規流通・登録がスムーズ
- 家電量販店(実店舗・EC)正規保証付き+独自延長あり
- デロンギ公式EC:限定色・限定構成モデルが手に入ることも
「安さ」より「保証・サポートの厚さ」。正規購入+登録で後悔しません。
- シリアルで保証登録/レシート・納品書を保管
- 取説の除石灰・清掃サイクルを最初に把握
値段だけ見ると魅力的ですが、あとから「保証・電源・修理」で困るケースが多い項目です。国内正規品との違いを購入前に確認しましょう。


- 保証:国内正規品は登録で3年(上位は5年)まで延長可。並行輸入は保証対象外
- 電源仕様:表記が100Vでも、海外仕様・変圧器経由の販売例がある(発熱や故障リスク)
- 修理可否:国内サポートで部品手配・受付不可の可能性
- 初期不良時:返品対応の手間・送料負担が大きくなる傾向
- 総コスト:短期で不具合→買い直しになると結局割高
「安く見えても、保証と安全性で損する」— 国内正規品+登録が安心です。
デロンギラボが考えるおすすめの購入先についての記事はこちら


まとめ|後悔しない選び方の4ステップ


ここまで紹介した4つのポイントを押さえれば、購入後に「思っていたのと違った」と感じるリスクはぐっと減ります。
モデル・設置・快適性・保証を見比べながら、自分の生活に一番合う1台を選びましょう。
最後に、比較記事や価格チェックページで、実際のモデルを見比べてみてください。
- 目的でモデルを絞る(ブラック/ラテ/コールド)
- 設置条件をチェック(サイズ・高さ・動線・電源位置)
- 快適性を比較(抽出・静音・お手入れ・コスト)
- 保証と購入先を決める(正規+登録で長期保証)



コスパが良くておすすめなマシンは、シンプルなブラック好きならマグニフィカS、ミルクメニューも楽しみたいならマグニフィカ スタートラテクレマ搭載タイプ
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