デロンギの全自動コーヒーマシンって、本体が高いですよね。
「本当に元が取れるのか」
「スタバやコンビニの方が気楽で安いんじゃないか」
こういう不安がよく聞かれます。
先に結論からまとめると、
- スタバのドリップコーヒー(ショート380円)と比べるとマグニフィカSは1杯あたり約300円安く飲める
- 1人が毎日1杯飲むなら、約8ヶ月で本体代(69,800円)を回収できる
- 夫婦2人で1日2杯飲むなら、約4ヶ月で元が取れる
- コンビニコーヒーと比べると、3年間の総額がほぼ同じで、味と満足度が爆上がりする
この記事では、スタバの豆や牛乳の価格、メンテナンス費まで入れた「コスト」を整理しています。
- デロンギ1杯の材料費(ブラック/ラテ)
- コンビニ・スタバとの1年/3年総額差
- 本体代が何ヶ月で回収できるか
- 計算に使った豆・牛乳・メンテ費の内訳
毎日コンビニやカフェでコーヒーを買っている人は、マシンを導入することで年間数万円〜数十万円もの節約になるケースも出てきます。
今回参考にしたのはデロンギのマグニフィカSと自動でカプチーノが造れるマグニフィカスタートです
ポチップ
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もくじ
【結論】マグニフィカSなら「スタバの豆」を使っても1杯約71円!
まずは一番知りたいところから、各コーヒー1杯あたりの価格
- マグニフィカS(スタバ ハウスブレンド使用・ブラック):1杯 約71円
- セブンカフェ:1杯140円
- スタバ ドリップコーヒー(ショート):1杯 380円
マグニフィカSで作ったコーヒーは、セブンイレブンのコーヒー(約140円)と比較してもほぼ半額。
スタバ店舗で飲むコーヒー(約435円)と比べれば、1/6以下の価格で同じ豆で同品質のコーヒーが飲めます。
メンテナンス費(除石灰剤)を足しても、マグニフィカSでは1杯あたり76円とスタバより約300円前後安くなります。
「1杯あたり約300円」の差額が毎日積み上がると、
- 1人が1日1杯飲む → 約229日(約8ヶ月)で本体69,800円を回収
- 1日2杯飲む → 約115日(約4ヶ月)で本体代を回収
今まで外で多く飲んでいた人ほど回収期間が短くなります。
3年間(メーカー保証期間)でみても
- 1人1日1杯 → スタバと比べて約26万円お得
- 1日2杯 → スタバと比べて約60万円お得
【1杯の価格比較】デロンギマグニフィカ vs スターバックスバ vs セブンカフェ
マシン代を含まない「ランニングコスト(1杯飲むのにかかる材料費)」を比較します。
ブラックコーヒーの比較(デロンギマグニフィカS使用)
デロンギのマグニフィカSで造るコーヒーの比較対象は、多くの人が利用するセブンイレブンのセブンカフェとスターバックスのコーヒーです。
スクロールできます
| 項目 | デロンギ | セブンカフェ hot R | スタバ short |
| 1杯の価格 | 約71円 | 140円 | 380円 |
|---|
| 差 額 | – | 69円 お得 | 309円 お得 |
|---|
| 味の品質 | スタバの豆 | コンビニ品質 | スタバ店舗 |
|---|
デロンギ・コンビニ・スタバコーヒー1杯のコストと差額
今回の検証では、スーパーの格安豆ではなく、あえて「スターバックス ハウスブレンド(豆)」を使用しました。それでもセブンイレブンの約半額、スタバ店舗の約1/6の価格で飲むことができます。
単に材料費だけの比較ですが、長く使うほどにデロンギがお得になるのが分かります。
カプチーノの比較(デロンギマグニフィカスタート使用)
カプチーノはコンビニではラテで置き換えています。
カプチーノは牛乳代がかかるためコストは上がりますが、お店のラテ価格も高いため、節約効果はさらに大きくなります。
※デロンギ:スタバ豆「カフェベロナ」+牛乳210mlを使用。
スクロールできます
| 項目 | デロンギ カプチーノ | セブンカフェ ラテL | スタバ カプチーノ Tall |
| 1杯の価格 | 約187円 | 281円 | 495円 |
|---|
| 差額 (お得額) | – | 94円 お得 | 308円 お得 |
|---|
(デロンギ・コンビニ・スタバ)カプチーノ1杯のコストと差額
お店でラテを頼むと、どうしても300円〜500円かかってしまいます。 デロンギなら、たっぷりのミルクを使っても1杯200円以下。 「ラテはお店で飲むもの」という常識が変わります。
スタバより300円安で「お店品質のカプチーノ」一杯が家で飲めます。
【年間コスト比較】マグニフィカを1年・3年使い続けるといくら差が出る?
「1杯が安いのはわかった。でもマシンが高いよね!」 そのとおりです。
マシン代(初期費用)とメンテナンス費を含めた総額でシミュレーションします。
前提
- マシン:マグニフィカS(本体 69,800円)
- 豆:スタバ ハウスブレンド 1杯71円
- メンテ:除石灰剤 年4回(合計 1,724円/年)
- 本体代は3年で割って計算(1年あたり約23,267円)
あなたのライフスタイルに近いものを見てください。
①【1人暮らし】1日1杯飲む場合(ブラック)
1日1杯ブラックコーヒーを飲む人の場合のコストを比較しました。
| 期間 | デロンギ (本体+豆+メンテ) | セブンカフェ | スタバ ドリップ Short |
| 1年間 | 51,100円 | 51,100円 | 138,700円 |
|---|
| 2年間 | 102,200円 | 102,200円 | 277,400円 |
|---|
| 3年間 | 153,300円 | 153,300円 | 416,100円 |
|---|
コーヒーの期間別コスト計算(デロンギ・コンビニ・スタバ)1日1杯
グラフで見るともっとわかりやすいです
ポイントを整理すると、
- コンビニと比べると、3年間の総額はほぼ同額
「同じくらいの出費で、家でスタバ豆の挽きたてを飲める」という立ち位置
- スタバと比べると、3年間で約26万円の差
スタバを毎日1杯380円で買う代わりに、デロンギで豆+メンテ代(1杯あたり約76円)で飲むと
差額が積み上がって、約229日(約8ヶ月)で本体69,800円ぶんの元が取れます。
スタバ派なら8か月で回収、コンビニ派は3年でトントン
②【家族2人】1日2杯飲む場合(ブラック)
次は、家族2人でそれぞれ1日1杯(合計2杯)飲むケースです。
前提は同じで、杯数だけ2倍です。
条件: ブラックコーヒーを1日計2杯
| 期間 | デロンギ (本体+豆+メンテ) | セブンカフェ (R ×2杯) | スタバ ドリップ Short ×2杯 |
| 1年間 | 76,821円 | 102,200円 | 277,400円 |
|---|
| 2年間 | 153,642円 | 204,400円 | 554,800円 |
|---|
| 3年間 | 230,463円 | 306,600円 | 832,200円 |
|---|
コーヒーの期間別コスト計算(デロンギ・コンビニ・スタバ)1日2杯飲む場合
ここでは数字の差が一気に大きくなります。
- コンビニとの3年間の差:約7万6千円お得
- スタバとの3年間の差:約60万円お得
スタバと比較したときの本体代の回収タイミングは、約115日(約4ヶ月)
夫婦で毎日2杯飲む人にとっては、マグニフィカSはかなり現実的な「すぐ元が取れる投資」です。
2人で飲むなら、コンビニと比較しても約1年半で完全回収。
3年使い続ければ、コンビニ比で約7.5万円、スタバ比で約60万円もの節約。
数字にしてみると驚きますが、浮いたお金で、ちょっといい温泉旅行に行けますね。
③【ヘビーユーザー】1日3杯以上飲む場合
在宅ワークなどで、1日に3杯以上飲む人の場合、計算するまでもありません。
半年以内にマシン代を回収し、「飲むたびにお金が浮く」状態。
ざっくりの目安として、
- 1日3杯飲む人 → スタバ比較なら半年以内に本体代回収
- 1日4杯以上 → 「気付いたらあっという間にプラス側に振り切れる」イメージ
「コスト」よりも「いつでも挽きたてが飲める快適さ」の方が大きく感じやすいゾーンに入ります。
「カフェ代を気にして我慢する」というストレスから解放されるのが、最大のメリットかもしれません。
【内訳と条件】豆・牛乳・メンテナンス費・本体代
数字の元になっている内訳をまとめておきます。
細かいところまで確認したい人向けのセクションです。
今回のシミュレーションは、メーカーや商品を具体的に指定して算出しています。
コストに含まれるもの・含まれないもの
今回の計算に使った詳細は下記の表のとおりです。
スクロールできます
| コストに含まれるもの | コストに含まれないもの |
|---|
マシン本体代 実勢価格で計算(マグニフィカS:69,800円、マグニフィカスタート:10万円) 豆代・牛乳代 牛乳の全国平均1ℓ266円(2025年9月全国平均) メンテナンス費 除石灰剤(全機種共通):年2〜4回使用と想定 ウォーターフィルター(スタートのみ):年6本使用と想定 | 電気代 今回は計算に含めていませんが、 1杯あたり1円未満〜数円程度と微々たるものです。 |
コストに含まれるものと含まれないもの
※電気代は1円前後なので今回は入れておりません。またスタバやコンビニまでの移動費等も正確には必要かもしれませんが、個々で条件が異なるため入れていません。
算出根拠
まずは計算結果を整理します。
ブラックコーヒー(マグニフィカS)の1杯コスト
コーヒーの条件
- スターバックス ハウスブレンド 250g:1,605円
- 使用量:1杯あたり11g→ 1杯あたりの豆代 ≒ 71円
カプチーノ(マグニフィカスタート)の1杯コスト
ベースのエスプレッソの条件(ラテ用)
- スターバックス カフェベロナ 220g:1,605円
- 使用量:1杯あたり18g→ 豆代 ≒ 131円
牛乳の条件(ラテ用)
- 全国平均価格:266円/L(2025年9月時点)
- 1杯あたりの使用量:210ml→ 牛乳代 ≒ 56円/杯
ラテ1杯(デロンギ マグニフィカスタート)の材料費合計は、豆代 131円 + 牛乳代 56円 = 約187円
メンテナンス費(フィルター・除石灰剤)
除石灰剤:デロンギ純正 500ml 1本 2,155円
- 1回100ml使用 → 1本で5回分
- 1回あたり ≒ 431円
マグニフィカS(フィルターなしモデル)
- 3ヶ月に1回除石灰 → 年4回
→ 年間メンテ費:431円 × 4回 = 1,724円
マグニフィカスタート(フィルターありモデル)
- 浄水フィルター:互換品6本セット 3,500円(年6本使用)
- 除石灰:年2回(431円 × 2回 = 862円)
→ 年間メンテ費:3,500円+862円=4,362円
除石灰剤はボトル1本2,155円ですが、1本で5回分使えるので1回あたり約430円です。
本体価格と3年で減価償却する理由
- マグニフィカS:69,800円
- マグニフィカスタート:100,000円(実勢価格ベース)
今回の試算では、メーカーの3年保証に合わせています。
- 本体価格 ÷ 3(年)として1年あたりの「負担額」を出しています。
実際には、きちんとメンテナンスをしていれば5〜10年使えるケースも多いので、3年を超えて使い続けるほど「1杯あたりの実質コスト」はさらに下がっていきます。
【よくある質問】デロンギマグニフィカの維持費やメンテナンスの疑問
最後に、購入前に気になるランニングコストの疑問にお答えします。
ウォーターフィルターは必ず必要?
水道水の硬度や地域にもよりますが、
フィルターを入れると
- スケール(水あか)の発生が抑えられる
- 除石灰の頻度が減る
- 味のブレが少なくなる
といったメリットがあります。
フィルター代は年間数千円かかりますが、マシン寿命や味の安定を考えると「保険料」として充分許容できる範囲です。
除石灰剤はどれくらいの頻度で必要?
- フィルターなし(マグニフィカSなど):3ヶ月に1回(年4回)
- フィルターあり(マグニフィカスタートなど):半年に1回(年2回)
今回の計算では上記の頻度を前提に、
1回あたり約431円で年間メンテ費を計算しています。
安くておいしい豆を使えば、もっとコスパは良くなる?
はい。
今回の試算はあえてスタバの豆を使っているので、
豆単価としてはかなり高めです。
- コストコの大容量豆
- 業務用のブレンド豆
- ネットで買える1kgクラスのコスパ豆
などに切り替えると、1杯あたりの豆代を半分以下にすることも十分可能です。
そうなると、コンビニ相手でも「はっきり安い」と言い切れるレベルです。
デロンギにおすすめの豆はこちら↓
電気代はどのくらいかかる?
デロンギの全自動マシンは、
- 抽出時にだけヒーターが本格的に稼働
- 使わないときは節電モード/自動電源オフ
という設計なので、1杯あたりの電気代は数円レベルに収まります
コンビニ・カフェ側にも同じように電気代や設備コストが乗っているため、今回の比較では、あえて電気代は切り離して計算しました。
いつ買うと一番お得?
本体価格はセール時期でかなり変動します。
- Amazonのビッグセール(プライムデー・ブラックフライデーなど)
- 楽天スーパーSALE・お買い物マラソン
- 家電量販店の決算セール
こういったタイミングだと、
マグニフィカSやマグニフィカスタートが数万円レベルで値下がりすることもあります。
同じ3年間のランニングコストでも、スタートラインの本体価格を抑えられれば、「元が取れるまでの期間」はさらに短くなります。
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【まとめ】毎日飲む人ほどデロンギは“現実的にお得な投資”になる
コンビニと比べると、3年間の総額はほぼ同じで、「味と満足度が一段上の毎日」を手に入れられるイメージ
- スタバの豆を使っても、マグニフィカSのブラックは1杯約71円
- セブンカフェより安く、スタバ店舗のドリップと比べると1杯あたり約300円の差
- 1人1日1杯なら、約8ヶ月で本体代を回収
- 夫婦2人で1日2杯なら、約4ヶ月で元が取れる
ランニングコストだけを見ると、「コンビニと同じくらいの出費で、スタバ品質の挽きたてコーヒーを家で飲める」のが、デロンギ全自動マシンの立ち位置です。
デロンギのよいところ
- 買いに行く時間がいらない
- パジャマのまま好きなタイミングで飲める
- 毎日同じ味が安定しておいしい
お金に換算しにくい快適さが、自宅デロンギのよいところ。
毎朝、挽きたての香りで目覚める贅沢さ。それが節約につながるという一石二鳥な優れモノ。
デロンギのコーヒーマシンは、あなたの生活をゆたかにしてくれます。
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